本体の中で最も傷付きやすいベゼルと風防ガラスのチェックが終わったら、次はケースの裏蓋をチェック。
この部分は普段は表に晒されることがないので、傷がつくことは通常の使用ではあまりありませんが、その反面、着用している際は最も長時間肌に触れる部分なので、汗の影響が出やすい部分と言えます。
汗の影響による金属の劣化というのも軽視できません。ひどい場合になると、ケース自体が腐食したり、その結果としてムーブメントまで損傷しかねないこともありますので、しっかりと状態を見るようにします。
ケースの裏蓋のチェックが終わったら、次はケースの裏蓋と同様に肌に触れることが多いブレスレットやバックルをチェック。傷はもちろんのことながら、この部分は可動部ということもあるので、元の所有者の使用癖が付いていたり、コマの間が緩んでいたりすると、装着感に大きく影響します。
ですから、目視するだけではなく、腕にはめてみたり外してみたりして、その感覚でもしっかりとチェックすることが大切です。
そして最期に、時計の機能をコントロールするリューズのチェックもお忘れなく。ここが駄目だと時計の機能を十分に活かせなくなってしまいます。
実際に操作して、リューズの回転と針の動きが噛み合っているか、12時で日付が変わるか、そしてリューズ自体がちゃんとネジ込めるかなどを、確実にチェックするようにしましょう。
